初期食から中期食に形態を変えたのにモグモグしないでお口の中からすぐなくなっている場合は丸のみしているかもしれません。食べる量や栄養面も気になるかと思いますが離乳食は「食べ方を学ぶ」時期でもあります。
初期食と中期食の食べ方を確認
食べ方とは?これから食べ方を学んでいく時期です。初期食と中期食の食べ方を確認してみましょう。
- 初期食(ごっくん期)
【調理形態】 なめらかにすりつぶしたポタージュ状やヨーグルト状
【食べ方】 口を閉じて、舌で前から後ろへ送り込み飲み込む
舌はまだ前後にしか動きません。今までは口を開けて母乳やミルクを飲んでいましたが食べ方を覚えるために、初期食ではまず口を閉じることを覚え、舌を前後に動かし飲み込むことを覚えていきます。 - 中期食(モグモグ期)
【調理形態】 舌で潰せる豆腐くらいの固さ
【食べ方】 舌は上下に動き舌と上あごで食べ物を押し潰す。まだ噛むことはできません。
なかなか食べ方や調理形態の想像がつかないという方は、離乳食を大人が食べて固さを確認してみましょう。特に中期食を確認‼細かく切った人参が固い場合があることも…ちゃんと舌と上あごで潰して食べることができるか確認してください。中期食は豆腐ぐらいの固さなので意外とやわらかいです。
モグモグしているかチェックしてみよう
中期食(モグモグ期)への移行の目安は7~8か月頃とされていますが、この時期になれば上手にモグモグして食べれるようになるわけではありません。あくまでも目安でその子の食欲・成長・発達に応じて離乳食を進めていくことが重要です。
【モグモグ食べの確認方法】
食べているときの口元を見てみましょう。唇を閉じて口角(唇の端)が左右対称に引いて動いているようならモグモグ食べができています。
参考文献:厚生労働省 授乳・離乳の支援ガイド(2019年改訂版)
モグモグしてない・丸のみの原因 NG行動
中期食を食べているのにモグモグしないで口の中からすぐに食べ物がなくなっている気がする、もしかして丸のみ?と思ったらこれから紹介する内容を確認してみてください。
- 固さが合っていない
離乳食が固すぎるのかもしれません。舌と上あごで押し潰せる固さですか?大人が食べて固さを確認しましょう。 - 上あごにこすりつけている 食べさせ方要注意!!
スプーンであげる時に赤ちゃんの上あごにこすりつけていませんか?スプーンの先端を下唇にそっとおき、上の唇が閉じてからスプーンを水平に引きましょう。 - スプーンを口の奥に入れてる
舌の前の方を使って食べ物の大きさや固さを感知し、上あごに押しつけて食べています。スプーンを口の奥の方に入れてしまうと押しつぶすことが難しく、丸のみにつながります。 - 一口量が多い
赤ちゃんの口は大人が思っている以上に小さいです。口の中がいっぱいになってしまうと舌を上手に動かすことが難しくなります。スプーンにのせる量は1/3~1/2量にしましょう。 - 食べさせるスピードが速い
口の中から食べ物がなくなる前に次の一口をあげていませんか?いっぱい食べてほしい、集中力が切れる前に完食してほしいなど…大人の都合に合わせてあげていると、食べさせるスピードが速くなり、モグモグするひまもなく丸のみしてしまいます。また、まだ口の中に入っているのにスプーンを口の前で待機していませんか?これも食べることを急かし、丸のみの原因になります。必ず口の中がなくなるまで待ちましょう。 - 一緒に食べてない
食べ方は学習によって覚えます。大人が食べているところを見せてあげましょう。 - 姿勢
赤ちゃんが支えなしで安定して座れるようになったら、いすに座らせて離乳食をあげましょう。いすは必ず座面や足板の高さが調節できるものを選びましょう。足裏がつくことで上半身が安定し正しい姿勢を覚え、噛む力を育てることができます。
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いくつかご紹介しましたが、いつも気にかけるのはなかなか難しいと思います。余裕があるときだけでも上記の内容を意識してみてください。
ハレのつぶやき
完食をめざしてついついお皿の中身ばかり気にしていませんか?食べる量も気になるところですが、まだまだ母乳、ミルクからも栄養を摂っている時期なので、量にとらわれないで赤ちゃんの食べ方にも注目してみてください。食べる量が心配という場合は①体重が増えているか確認②食事の回数を増やすことも可能です。食べ物が口の中からなくなっていれば“食べれている”というわけではありません。どうやって食べているかが重要です。


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