子どもの好き嫌い、どうする?克服するポイント

子どもの好き嫌い 子どもの食の困りごと

今まで食べていてくれたのに急に食べなくなったり、野菜の好き嫌いが多い、口に入れても出してしまうなどの子どもの好き嫌いで悩まれている方の声をよく耳にします。
せっかく栄養バランスを考えた食事を用意しても食べてくれないとがっがりしますよね。
では、どうしたら食べてくれるのでしょうか

子どもの好き嫌いを減らす近道とは

食べてもらおうと必死になって「おいしいよ」「一口食べてみない」「これ食べないとおやつなしだよ」などの声掛けや、手の込んだ料理を作ったけど食べてくれないなど、毎日の食事の時間がつらい時間になっていませんか?本来なら食事の時間は楽しいものでありたいですよね。楽しく好き嫌いを減らしていくには子どもの「おいしそう」「食べてみたい」の意欲を引き出すことです。これが好き嫌いを減らす近道になります。
子どもの頃は食べられる食材を増やしていく時期なので好き嫌いはあって当然!まずは食べることは楽しいことを知ってもらい、食に興味をもつことが好き嫌いを克服するポイントになります。
では、どうしたら子どもに「おいしそう」「食べてみたい」と思ってもらえるのでしょうか?例えばこんな場合、あなたならどうしますか
→食べたことのない異国の料理をおいしいから食べてみて!と言われたらすぐに食べれますか?

最初はちょっと食べるのに躊躇しますよね
でも
・見た目やにおいがおいしそう
・知っている食材を使っている
・友達がおいしそうに食べている
などの情報があると私なら食べてみたいな、挑戦してみようかなという気持ちになります。あなたならどうですか?
ある程度、食の知識や経験のある大人でも初めての料理は警戒心が強くなりがちです。子どもの場合はなおさら。初めての食材、味には警戒心があって当然です。
まずは初めての食材や苦手な食材は食べ物を見る、触る、知るから初めてみるのがおすすめです。あとは大人がおいしそうに食べている姿を子どもにたくさん見せてあげましょう。

子どもの好き嫌いの理由

  • 身を守るための本能的なものや新しい食材への警戒心
  • 固くて食べれない、飲み込めない
  • 食感がイヤ
  • 食べ物で嫌な経験をした   など

好き嫌いの理由は“味”だけではありません。“味”以外の理由もあるのでお子さんをよく観察してみるといいかもしれませんね。

好き嫌いの理由は様々ですが、まずは食に興味をもつことができるおうちで食育をしてみましょう。「おいしそう」「食べてみたい」の意欲を引き出し、好き嫌いを減らす近道になります。

食育とは

農林水産省のHPでは以下のように定義されています。

食育は、生きる上での基本であって、知育、徳育及び体育の基礎となるべきものと位置付けられるとともに、様々な経験を通じて「食」に関する知識と「食」を選択する力を習得し、健全な食生活を実践することができる人間を育てるもの。
引用:農林水産省 「食育」とは

わが子にはずっと健康で元気に暮らしてもらいたいですよね。そのためには、子どものうちから“食育”で食に触れ、学び、健康的な食を選択する力を身に付けることが大切です。

食育で身に付けることとは?

  • 食べ物を大事にする感謝の心
  • 好き嫌いしないで栄養バランスよく食べること
  • 食事のマナーなどの社会性
  • 食事の重要性や心身の健康
  • 安全や品質などの食品を選択する能力
  • 地域の産物や歴史などの食文化の理解など

出典:文部科学省 食育って何?

おうちで食育

食育

食育ってなんだか難しそうと思うかもしれませんが、特別なことをする必要はありません。
食事中に旬の野菜を話題にしたり、一緒にスーパーに行き様々な野菜を見たり、野菜を洗う、レンジでチンした芋をつぶすだけでも立派な食育です。できる時にできることから始めてみましょう。

*ハレのつぶやき*

子供のころに身に付けた食習慣は大人になってから変えることはとても難しいことだと特定保健指導(※特定保健指導とは)をしていて強く思います。
子ども達には正しい食の知識と選択する力、そして、健康的な生活習慣を身に付けて一生涯健康で、元気に過ごせる大人になってほしいと願っています。

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